コラム

ECサイト改善は何から着手すべき?優先順位の決め方と考え方

ECサイト改善は何から着手すべき?優先順位の決め方と考え方

ECサイトを改善したいと思ったとき、多くの担当者が最初にぶつかる壁が「どこから手をつければいいかわからない」です。ファーストビュー、商品ページ、カテゴリ設計、広告のランディング先、スマートフォン最適化、SEO……改善したいポイントは無数にあります。

しかし、リソースは有限です。全部一度にやろうとしても、工数が足りず、結果として何も変わらないという状況に陥ります。本記事では、限られたリソースで最大の成果を出すための「改善の優先順位の決め方」を解説します。

優先順位を決める3つのフレーム

①インパクト×難易度マトリクス

改善候補を縦軸「インパクト(成果への影響度)」、横軸「難易度(工数・コスト)」でマッピングします。「高インパクト×低難易度」の施策を最優先で実施し、「低インパクト×高難易度」の施策は後回しにします。このシンプルな整理だけで、優先順位の議論が格段にしやすくなります。

②数値で見つける離脱ポイント

Googleアナリティクスやヒートマップツールを活用し、「どのページで離脱が最も多いか」「どこでスクロールが止まっているか」を数値で特定します。感覚ではなくデータで優先順位を決めることで、改善の根拠が明確になります。

③KPIへの寄与度

最終的なKPI(CVR・売上・LTV)に最も影響する箇所から改善します。たとえばCVR改善が目的なら、カートページや商品ページの改善が最も直接的です。SEO改善なら検索流入が多いカテゴリページから着手します。

よくある間違い2つ

まず、「デザインから入ること」です。見た目の刷新は社内に分かりやすい変化をもたらしますが、必ずしも成果につながりません。まずはコンテンツ・導線・情報設計を見直すほうが、コスト対効果は高い場合が多いです。

次に、「声の大きい意見を優先すること」です。上長や営業担当者の「これを直してほしい」という声は参考になりますが、それがユーザー視点でのボトルネックと一致しているとは限りません。データに基づいた優先順位に立ち返ることが重要です。

JYOが提供する改善アプローチ

株式会社JYOでは、EC運用支援の中でデータ分析に基づいた改善提案を継続的に提供しています。制作・広告・ITBPOの各領域を横断して改善計画を立てることで、部分最適ではなく全体最適の改善が実現します。

Q1. EC改善に「終わり」はありますか?

A. 終わりはありません。市場・競合・ユーザー行動は常に変化するため、PDCAを回し続けることが重要です。ただし「無限に改善が必要」ではなく、定期的なサイクルで計画的に取り組むことがポイントです。

Q2. 小さい改善と大きい改善、どちらを先にすべきですか?

A. 「すぐ試せる小さな改善(コピー変更・CTAボタンの位置調整など)」から始め、成果を確認しながら大きな改善(ページ全体のリニューアルなど)に進むのが安全です。

ECサイト改善の優先順位を一緒に整理します。JYOの無料診断へ。
【JYO EC運用無料診断】
https://jyo.jp/diagnosis/